研究課題/領域番号 |
24530941
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
橋本 美保 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60222212)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | プロジェクト / 進歩主義教育 / 新教育 / カリキュラム / 教師教育 / プロジェクト型カリキュラム / カリキュラム開発 / 大正新教育 / 教師の能力形成 / プロジェクト・メソッド / 新教育運動 |
研究成果の概要 |
本研究においては、近代日本の教師がプロジェクト型カリキュラムの開発や実践に関わった契機や能力形成のプロセスを米国の教師と比較し、日本の教師のカリキュラム・デザイン能力形成過程の歴史的特質を考察した。本研究では、米国に起こったプロジェクト型カリキュラムの理論的背景とその実践的特質を把握した上で、それらを受容した日本における開発実態を明らかにした。両者を比較した結果、日本では教師の教育内容編成に関する裁量が制限されがちであり、その能力開発を支援する環境の整備が遅かったこと、日本の教師は制度の枠外で実践的能力を開発する意識が強く、各々の実践哲学の形成を自己研修の形で行っていたことを明らかにした。
|