研究課題/領域番号 |
24530952
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
松下 晴彦 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (10199789)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | デューイ / ヘーゲル / 実験主義 / アメリカ教育 / 教育哲学 / 教育思想 / アメリカ / ジョン・デューイ / アメリカ合衆国 / プラグマティズム / ジョン・デューイ |
研究成果の概要 |
本研究課題は、デューイによる未公開のセミナーと講義ノートの収集と分析であった。従来のデューイ研究では、デューイは、ミシガン大学からシカゴ大学に移った前後に、ヘーゲル主義的な観念論から離脱し、実験主義期に移行したということになっているが、本研究の仮説は、デューイの中でその種の劇的な移行はなく、哲学的方法をめぐる省察が徐々になされたとのではないかというものであった。この仮説の検証のために、シカゴ大学時代の演習を入手し分析した結果、少なくとも20世紀への転換期までは、ヘーゲル哲学について講義を続けており、ヘーゲル哲学とイギリスその他の新ヘーゲル主義とをデューイが峻別していたことが明らかとなった。
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