研究課題
基盤研究(C)
幼児が参加する文化的実践としての保育活動に注目し,日本の保育に特徴的にみられる保育者による数量支援の構造と幼児の数量発達の関係を検討することを目的とした。保育活動の観察や保育者への面接などから,保育者は子どもの年齢や数量理解に応じた多様な直接的・間接的支援を行っていること,保育者が子どもの「社会性」「自主性」「自分の手で何かを作り出す喜び」などを重視して,子どもたちの活動を盛り上げるために行う支援が,結果として数の行動に結びつくケースも多いことが明らかになった。
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