研究課題/領域番号 |
24531025
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 松本大学 (2014-2015) 東京純心女子大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
藤枝 充子 松本大学, 人間健康学部, 准教授 (00460121)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 「家庭教育」論 / 開かれた家庭 / 1900年代前半の日本 / 子どもの権利 / 人間形成力 / 近代日本 / 生活 / 家族 / 家庭 / 家庭教育論 / 安部磯雄 / 堺利彦 / 読者 |
研究成果の概要 |
保育所保育の意義と役割を解明する手がかりを得るために、近代日本で主流となる学校教育の補完としての家庭教育論とは異なる「家庭教育」論の特質等を知るため、安部磯雄、堺利彦、久津見蕨村の家庭教育論を検討した。 その結果、(1)堺は「家庭教育」論を著したと位置づけられること、(2)1900年代の日本においては、将来の社会の姿とそのための教育のあり方を見通したところに「家庭教育」論が成立していたこと、(3)「家庭教育」論が示す家庭像は、いわゆる「近代家族」の家庭像と重なる面もあるが、同居人や雇人を家族に含み、親戚、友人や隣人といった家庭外の社会にも開かれた場として構想されていたことが明らかになった。
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