研究課題/領域番号 |
24531055
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
周 飛帆 千葉大学, 国際教養学部, 准教授 (80270867)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 異文化適応 / 家族構造 / 中国人家族 / 移動家族の異文化適応 / 定住と教育戦略形成 / インタビュー調査 / 家族の異文化適応 / 教育戦略 / 追跡調査 / 国際移動 / 中国人の国際移動 |
研究成果の概要 |
本研究は、在日中国人の家族に対する継続的な質的調査を行い、異文化適応過程における教育戦略の形成、葛藤場面における資源の活用と調整、家族の教育機能を維持と再構築を、実証的に考察したものである。主な成果は①日本文化の受容には積極的、②中国的、日本的なものを固定的に捉えておらず、非中国的=日本的なものを象徴的に捉える傾向がある、③言語の習得に道具的意識が働き、④学校段階が進むにつれ中国語や中国的なものについて固着する親の影響が次第に弱くなる、⑤親の言語能力、価値志向、社会関係資本の多寡が進路選択に関係する、⑥教育をめぐる家族関係の調整は問題解決型であり、長期的な展望は親の将来計画と相関する。
|