研究課題/領域番号 |
24531069
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
荒牧 草平 九州大学, 人間・環境学研究科(研究院), 准教授 (90321562)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 家族社会学 / 出身階層 / 家族制度 / 教育社会学 / 拡大家族 / ソーシャルネットワーク / 親族 / 階層 |
研究成果の概要 |
教育達成に対する拡大家族(祖父母やオジオバ)の影響について、全国規模の社会調査データを用いて分析を行った。その結果、性別や年代にかかわらず、親の影響をコントロールしても、拡大家族の直接効果が観察された。これらの効果が、日本の伝統的な家族制度を背景とした、拡大家族成員から子どもへの直接的な影響(経済資本や文化資本の伝達)をとらえているという理解は分析結果とは整合しなかった。むしろ、彼らが親の準拠集団となり、子どもに対する親の教育期待形成に影響することを表していると解釈するのが妥当だと考えられた。
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