研究課題/領域番号 |
24531079
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
油布 佐和子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (80183987)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 教育改革 / 学校組織 / 機能分化 / 主幹制の導入 / 教職員の協働 / 同僚性 / 学校の機能分化 / 主幹教諭 / フィールドワーク / 職務分析 / 単層構造―重層構造論 |
研究成果の概要 |
学校の機能分化の実態と課題について、インタビュー調査およびアンケート調査の分析を通じて考察した。 学校の機能分化には①縦方向の分化=階層化と②横方向の分化=他職との協働がある。①は、主幹制度の導入がこれにあたる。主幹制が導入されている学校では、職務分担がより明確になるなど、運営の在り方には影響があるが、会議が増えたこと以外に日常の仕事には影響がない。②については、教師の雇用形態、SC・SSW・支援員などの誰との共同であるかによって影響は異なり、非常勤講師、SSW,支援員の場合には、教師にゆとりがもたらされた。ただし、教師の業務内容の明確化を問わないため、機能分化は実質的に成り立たない。
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