研究課題/領域番号 |
24531084
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
|
研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
西尾 亜希子 武庫川女子大学, 教養部, 講師 (20550627)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 女性 / 貧困 / 予防策 / ジェンダー / ファイナンシャルリテラシー / キャリア教育 / 女子大学生への質問紙調査実施 / 女性大学生への質問紙調査結果の中間報告 / 女性大学生への質問紙調査結果の分析・考察の継続 / 女性の生活の質と幸福に関する口頭発表 / 大学生の金銭感覚や将来設計に関する面接調査実施 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
女性の貧困予防策としての大学における教育のあり方について実証的に研究することを目的とした。女子大学生の金銭感覚についてライフイベントとの関連から面接調査を実施し、貧困のリスク要因を探った。その結果、貸与型奨学金を受給する女子が増加する一方、結婚や出産への関心が強すぎ、返還義務が希薄な者が目立った。対照的に商・経の女子は奨学金を借りている場合に限らず、金の管理能力が高い傾向が見られ、多くは身近な人からリアリティのある金にまつわる話や金の管理能力の重要性について学んでいた。結婚や出産により稼得能力を失いやすい女性にはこれらの女子が受けてきたような教育を公教育で与えていく必要があることが示唆された。
|