研究課題/領域番号 |
24531119
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
寺田 守 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (00381020)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 国語科教育 / 読むことの学習 / 一文読み / 読者反応理論 / ブッククラブ / リテラチャーサークル / 文学 |
研究成果の概要 |
動作を表す言葉(動詞やそれを修飾する言葉)と話者の判断を表す言葉(副詞,副助詞,終助詞,助動詞)に注目する一文を読む解釈法を開発した。小学校での実験的な授業の結果,小集団で動作を表す言葉に着目することで言語化できない登場人物の心情を実感的に理解できる働きが分かった。中高生,教師への調査から約57%の読者が特定の一文に集中して関心を寄せる一方約43%の読者が他の読者の選ばない文に注目するという分散の傾向を指摘できた。中学校での実験的な授業の結果,自己評価で96%,教師による評価で95%の学習者が目標に到達していることが分かった。小集団で一文を読む学習が読解力向上に寄与することを解明した。
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