研究課題/領域番号 |
24531153
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
|
研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
桂 直美 東洋大学, 文学部, 教授 (50225603)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | スズキメソード / 人間教育 / 教師文化 / ナラティブスタディ / ナラティヴスタディ / 音楽教育 / 教師のエートス / 才能教育研究会 / 鈴木鎮一 / 才能教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、スズキメソード「才能教育」とは何かを、教師たちの間に共有されているエートス、すなわち行動原理となっている価値や信念という視点から明らかにする。スズキ教育論の原点を志向する夏期学校を日米において選び出し、そこに集う教師たちに行ったインタビューから、双方に共通する主題を取り出す事により、鈴木の「音楽を通した人間教育」の哲学が教師たちにどのように受け継がれているかを明らかにした。そこでは、すべての子どもの成長を求め競争主義を否定する思想、「斉奏」の意義、教師同士が学び合い教え合う共同体のあり方、親としての成長、他者の尊重等の自覚が、「教師文化」として実践を支えていることがとらえられた。
|