研究課題/領域番号 |
24531220
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 愛知工業大学 |
研究代表者 |
川口 洋誉 愛知工業大学, 工学部, 准教授 (60547983)
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研究分担者 |
笠井 尚 中部大学, 全学共通教育部, 教授 (10233686)
古里 貴士 東海大学, 課程資格センター, 講師 (00610271)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 道徳教育 / 愛国心教育 / 主体性育成 / 合理的・主体的行動 / フィンランド / 移民教育 / 道徳の教科化 / グローバル人材 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
(1)国内の道徳地域教材の収集・分析を通して、改定教育基本法における公共の精神や愛国心の強調とも関連付けながら、道徳教育における科学性・客観性の欠如とともに批判的分析を行った(2)民間出版社の副読本について、読み物教材として設定された場面において合理的・主体的行動の判断の余地を認めておらず、児童生徒の判断や行動の範囲を狭めるおそれがあることや現実的な判断・行動との乖離を指摘した。(3)福祉国家フィンランドにおける調査を通して、多様性の理解を進める一方で、愛国心については学校教育の範疇とせず、客観的事実にもとづく思考・判断を促す授業の展開がされていたことなどの見聞を得えることができた。
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