研究課題/領域番号 |
24531259
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 作新学院大学 |
研究代表者 |
田中 見太郎 作新学院大学, 人間文化学部, 教授 (70217024)
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研究分担者 |
諸冨 隆 作新学院大学, 人間文化学部, 名誉教授 (60003951)
松本 秀彦 高知大学, 学内共同利用施設等, 特任准教授 (70348093)
田所 摂寿 作新学院大学, 人間文化学部, 教授 (80616300)
高浜 浩二 作新学院大学, 人間文化学部, 教授 (40616299)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 自閉症スペクトラム / 自動詞的行為 / 伝達意図 / ミラーニューロンシステム / μ抑制 / バイオロジカルモーション / メタ表象 / 誤信念理解 / 心の理論 / μ律動減衰 / 事象関連電位 / 他動詞的行為 / 自閉症スペクトラム障害 / ミラーメカニズム / 壊れた鏡仮説 / μ律動の減衰 |
研究成果の概要 |
実験研究では、自動詞的行為(指さし)の意味(伝達意図)が明瞭になるにつれて、行為の観察条件下での脳波のμ抑制はより顕著となった。このことは、ミラーニューロンシステムMNSがジェスチュアの意味理解に深く関与することを示唆する。理論的研究では、「心の理論」、殊に誤信念理解に特異的に関わるのは、前頭前野内側部ではなく、側頭頭頂接合部TPJであること、及び誤信念理解のためのシミュレーションがTPJで行われていることが明らかにされた。このことは、誤信念理解に関わる神経ネットワークがメンタライジングシステムではなく、MNSである可能性を示唆している。
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