研究課題/領域番号 |
24531267
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
石川 健介 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 教授 (90319038)
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研究分担者 |
井口 彰子 北陸学院大学, 事務局, 相談員 (10623788)
原田 克巳 金沢大学, 人間科学系, 准教授 (10361974)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 算数障害 / 算数困難 / Dyscalculia / Dysculculia / 学習障害 |
研究成果の概要 |
本研究では,就学前後から形成されると考えられる数概念の習得の程度を検討するために,数の表象の発達的な変化を調査した。年長児から小学生および大学院生を対象に,数の数直線の推定課題を用いて,表象の種類と精度を吟味した。この結果,年齢が上昇するにつれて,対数的な表象から線形の表象に変化し,推定の精度も高まっていた。さらに線形表象の程度と算数能力との間に有意な相関が見られた。同様に推定の精度と算数能力との間にも,有意な相関が認められた。これらの結果から,算数障害のスクリーニングに数の推定課題が利用できる可能性が示唆された。同時に,この推定課題を用いた数概念支援アプリケーションの試作版を開発した。
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