研究課題
基盤研究(C)
私の研究対象である保型形式論は、ラングランズプログラムなどに象徴されるように整数論において重要な役割を果たしてきた。本研究は保型形式の具体的に構成に軸足をおいて研究を深めることを目指すものである。研究期間で得た成果としては2つあり、ラマヌジャン予想の反例を与える保型形式の具体例の構成、それからある保型形式に付随するL関数の、関数等式の中点での非消滅を、超幾何関数という整数論とは違う由来を持つものの特殊値による判定に関する結果である。
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Automorphic forms, Research in nmber theory from Oman, Springer proceedings in mathematics and statistics
巻: 115 ページ: 179-191