研究課題/領域番号 |
24540251
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
吉永 尚孝 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (00192427)
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研究分担者 |
東山 幸司 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (60433679)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 電気双極子モーメント / シッフモーメント / 原子核構造 / 殻模型 / 核子対模型 / キセノンアイソトープ / 核子対殻模型 / 中重核 |
研究成果の概要 |
原子核のシッフモーメントは中性反磁性原子の電気双極子モーメントを与える。本研究ではシッフモーメントを数値計算し、そこから中性原子の電気双極子モーメントを見積もった。シッフモーメントの計算に際して、粒子の励起を1粒子1空孔励起で近似するタムダンコフ近似の計算手法を確立した。計算で得られたシッフモーメントを用い、中性原子の電気双極子モーメントを標準模型の枠組みで見積もったところ、キセノン129において3.0×10(-36) ecmという非常に小さな値が得られた。よってもしこの値より大きな電気双極子モーメントが実験的に観測されると、それはすなわち標準模型を超える物理の明確な証拠となる。
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