研究課題/領域番号 |
24540255
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤井 宏次 東京大学, 総合文化研究科, 助教 (10313173)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 量子色力学 / 超相対論的原子核衝突 / 有限温度密度 / 非平衡場の理論 / 符号問題 / ハドロン構造 / 高温高密度 / 高エネルギー原子核衝突 / 有限温度密度QCD / 高エネルギー重イオン衝突 / ゲージ場 / 非平衡の場の理論 / 動的臨界現象 / シミュレーション |
研究成果の概要 |
超相対論的原子核衝突を用いた高エネルギー物質およびQCD相図の研究が進展する状況において、QCD物質の非平衡過程の理解を目指す研究を行った。 陽子-原子核衝突での粒子生成において、原子核内のグルーオン飽和効果の影響を定量的に評価した。時間発展について、グルーオン飽和状態の衝突から局所平衡化にいたる過程をビーム軸方向の膨張を取り入れつつ二粒子既約有効作用を用いて記述する運動方程式を定式化した。また、複素作用を持つ系の統計力学サンプリング手法として、複素ランジュバン方程式の方法とLefschetz thimble上のモンテカルロ法を模型に適用して、両者の利点と問題点を検討した。
|