研究課題/領域番号 |
24540257
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 京都大学 (2013-2014) 東京大学 (2012) |
研究代表者 |
樽家 篤史 京都大学, 基礎物理学研究所, 准教授 (40334239)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 宇宙大規模構造 / 銀河サーベイ / 重力進化 / 赤方偏移ゆがみ / 摂動論 / 修正重力理論 / 重力レンズ効果 / 宇宙マイクロ波背景放射 / 宇宙論的重力波 / バリオン音響振動 / 銀河パワースペクトル / 宇宙論 / 宇宙論パラメーター |
研究成果の概要 |
観測の進展に伴い、宇宙の「標準モデル」が確立し、宇宙論研究は、標準モデルのより深い理解とその根源的理由を問う「精密宇宙論」へと移行しつつある。今後10年間で観測の大規模化・精密化が一層進むため、観測データから宇宙論的情報を正確に読み取るための、理論テンプレートの高精度化が重要かつ急務な状況である。本研究では、摂動論的手法に基づき、次世代銀河サーベイに対する高精度の理論テンプレートを高速に計算する手法を確立し、宇宙論データ解析ツールを開発した。既存の観測データに応用することで、宇宙論的スケールにおける重力理論の検証、ならびに宇宙の加速膨張に対するロバストな制限を得ることに成功した。
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