研究課題/領域番号 |
24540271
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
大西 明 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (70250412)
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研究分担者 |
国広 悌二 (國廣 悌二) 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20153314)
森田 健司 京都大学, 基礎物理学研究所, 研究員 (50339719)
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研究協力者 |
森田 健司 京都大学, 基礎物理学研究所, 研究員 (50339719)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | QCD相図 / 強結合格子QCD / カイラル有効理論 / 揺らぎ / 補助場モンテカルロ / 非対称物質 / 中性子星 / バリオン数分布 / 理論核物理 / 汎関数繰り込み群 / QCD臨界点 / 高密度物質状態方程式 |
研究成果の概要 |
本研究では秩序変数の揺らぎを考慮した枠組みを発展させ、高密度QCD相図の理解を進めた。まず、有限密度領域を研究する有力な手法である強結合格子QCDにおいて揺らぎ効果を取り入れる新しい手法を開発し、強結合極限におけるQCD相図を得た。これは別の独立な手法と無矛盾であり、強結合極限QCD相図を確定できたことになる。また、汎関数繰り込み群(FRG)におけるカイラル凝縮とクォーク密度の結合がQCD相図に与える効果、バリオン数分布データにおける臨界性発現の指摘、QCD相図の非対称度依存性の解明などの成果を得ている。
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