研究課題/領域番号 |
24540275
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
寺尾 治彦 奈良女子大学, 自然科学系, 教授 (40192653)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | くり込み群 / カイラル対称性 / 強都合ゲージ理論 / 繰り込み群 / 強結合ゲージ理論 / ゲージ理論 / 超対称性 |
研究成果の概要 |
QCDのクォークフレーバー数が、コンフォーマルウインドウと呼ばれる範囲にあると、スケール不変な理論が実現すると考えられている。本研究ではコンフォーマルウィンドウ近傍のQCDに対して、非摂動的繰り込み群を定式化し、そのダイナミクスの解析を行った。具体的には、格子ゲージ理論のシミュレーション結果との比較を念頭にSU(3)QCD、およびSU(2)QCDについてある近似の下ではあるが非摂動的くり込み群方程式を導出し、ベータ関数の評価に加えて、コンフォーマルウィンドウ内でクォーク質量の異常次元の評価を行った。また、スケーリング則についても、カイラルオーダーパラメータに対するくり込み群を用いて考察した。
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