研究課題/領域番号 |
24540278
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
橋本 正章 九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20228422)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 恒星進化 / 超新星爆発 / 元素の起源 / 天体核反応率 / 元素合成 / 3α核反応率 / 核反応 |
研究成果の概要 |
我々は3αおよび12C(α,γ)16O核反応率が大質量星の進化とその超新星爆発に及ぼす影響について調べた。この二つの核反応率は現在その不確定性が大きく問題になっている。我々は、実験の不定性をいれた4つの反応率を組み合わせて詳細な恒星進化の計算を行った。その結果2から3つの組み合わせは天体物理の結果を相容れがたいことが判明した。さらに超新星爆発と元素合成のシミュレーションを行い、その結果を太陽系組成比と詳細に比較した。その結果従来信じられていた3αの反応率と不定性の枠内でかなり大きめの値を持つ12C(α,γ)16O核反応率の組み合わせが、もっともよく太陽系組成比を再現することを示すことができた。
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