研究課題/領域番号 |
24540282
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
|
研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
石原 秀樹 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (80183739)
|
研究分担者 |
古池 達彦 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師 (40286646)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 相対性理論 / 宇宙論 / ブラックホール / 光の測地線 / コンパクト天体 / 重力レンズ / 一般相対論 / 光線 / 軌道角運動量 / 光渦 / カー時空 / 測地線 / 偏光 |
研究成果の概要 |
ブラックホールの周りに光源が分布するとき,ブラックホールによる光の吸収が「影」として観測されることが予想されている.ブラックホール周りの光の不安定円軌道により,対数的に光度が発散するような「明輪」の存在を示した. Kerr ブラックホールの回転が最大になるとき,ある種類の光の束縛軌道が地平面に漸近することを明らかにした.このとき,光線束の断面の歪みはゼロになることを明らかにした. 波面がらせん状にねじれている「光渦」に対し,アイコナール近似により軌道の方程式を導いた.回転ブラックホールの周りの光渦は,ブラックホールの角運動量と光渦の間の相互作用により,測地線からずれることを明らかにした.
|