研究課題/領域番号 |
24540292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
湯浅 富久子 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 計算科学センター, 准教授 (00203943)
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連携研究者 |
石川 正 高エネルギー加速器研究機構, 共通基盤研究施設 計算科学センター, 准教授 (90184481)
加藤 潔 工学院大学, 基礎教養教育部門, 教授 (50152707)
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研究協力者 |
ドゥドンカー エリーゼ Western Michigan大学, コンピュータサイエンス学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ファインマンダイアグラム / 2ループ積分 / 電弱相互作用 / 高次輻射補正 / マルチループ / マルチレッグ / 2ループ高次補正計算 / ファインマングラフ / 数値積分法 / 摂動法 / 数値計算 |
研究成果の概要 |
我々は、電弱相互作用プロセスの素粒子反応の散乱断面積の高精度な理論予測のために、2ループ補正計算に現れるループ積分の計算法の開発を行っている。我々が開発する方法は、ループ積分を多次元数値積分法と数列の加速法の組み合わせで求めるというものである。この方法(直接計算法とよぶ)は、完全に数値的な手法で、ループの内線粒子の質量を任意に設定できる、ループの数や外線の数が増えても対応できるなど柔軟である。本研究では、電弱相互作用2ループバーバー散乱に現れる困難性の高いボックス型ダイアグラムを始めとし、複数の2ループボックスダイアグラムに対して我々の方法が応用できることを示した。
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