研究課題/領域番号 |
24540302
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
佐藤 修 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 助教 (20377964)
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連携研究者 |
中野 敏行 名古屋大学, 理学研究科, 講師 (50345849)
森島 邦博 名古屋大学, 高等研究院, 特任助教 (30377915)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ニュートリノ / 低エネルギー電子 / 飛跡分別 / シグナル/ノイズ / ダブルベータ崩壊 |
研究成果の概要 |
原子核乾板の自動飛跡装置の高速化により大規模実験が可能になる一方で全自動飛跡読み取り装置では本物飛跡のみならずノイズ飛跡が大量に認識される。ノイズ飛跡の主成分にコンプトン電子飛跡がある。本研究課題ではコンプトン電子の認識及び削減を行った。まず原子核乾板の断層映像の層数を16層から32層にしてノイズ飛跡を従来比の10分の1にした。またアルファー線の自動認識にも取り組み20ミクロン以上の飛程を持つα線を90%の検出効率で捉える事に成功した。ノイズ飛跡と宇宙線飛跡の分別を多変数BDT解析で行い、ノイズ飛跡が多くフィルム間のアライメントに失敗していたデータに適応しアライメントをとることに成功した。
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