研究課題
基盤研究(C)
2本の電線が数個の原子や分子だけでつながっているナノ接点に電流を流したとき、発熱によって接点近くの電子や原子の温度がどのように変わるかを、超伝導ナノコンタクトに0.2μmの微小な温度計を取り付けて測ることに成功した。また電子温度の上昇による超伝導・常伝導転移を合わせて観測した。発熱による温度上昇の割合は約50K/μWであり、類似実験より2桁以上高い感度である。温度計温度の上昇は、電流が小さい領域では電流極性にはよらないが、電流の増加と共に極性に依存するケースが見られた。
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