研究課題/領域番号 |
24540315
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
三野 弘文 千葉大学, 普遍教育センター, 准教授 (40323430)
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連携研究者 |
音 賢一 千葉大学, 理学研究科, 教授 (30263198)
土家 琢磨 北海道大学, 工学研究科, 准教授 (40262597)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 光誘起スピン偏極 / スピンイメージング / 半導体量子井戸 / スピン緩和 / 光電流 / スピン偏極 / 光誘起カー回転 / 二次元電子ガス |
研究成果の概要 |
光誘起スピン偏極電子の時空間応答を捉える顕微ポンプ・プローブKerr回転計測システムを構築した。空間分解能1μm、走査領域100μm四方、数μWの光弱励起下での超高感度スピン計測を実現した。光電流計測も可能とした。ZnSe/BeTe量子井戸では、光誘起スピンの異方的拡散の要因にドレッセルハウス効果以外の効果も加える必要があることを明らかにした。CdMnTe量子井戸では温度上昇でCdTeの励起子スピンに対するMnスピン偏極の影響が抑制され、有効g因子がゼロとなり、スピン緩和時間が急増することを見出した。β’(BEDT-TTF)(TCNQ)結晶では反強磁性転移で光電流の急激な減少を捉えた。
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