研究課題/領域番号 |
24540318
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
上羽 牧夫 名古屋大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (30183213)
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連携研究者 |
佐藤 正英 金沢大学, 情報メディア基盤センター, 教授 (20306533)
勝野 弘康 立命館大学, 理工学部, 助教 (70377927)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ステップの蛇行 / パターン形成 / カイラル結晶化 / カイラリティ転換 / シリコン / 塩素酸ナトリウム / 櫛状パターン / フェイズフィールドモデル / 格子モデル / ファイズフィールドモデル / フェーズフィールドモデル |
研究成果の概要 |
結晶成長におけるパターン形成や対称性破れの現象において,非線形性とゆらぎの競合が果たす役割を解明することを目的とし,A)結晶表面の櫛状ステップパターン形成,B)粉砕撹拌による結晶カイラリティ転換,の解明に取組んだ. 主な成果は,A)ゆらぎと異方性の競合関係を,離散格子モデルと連続体モデルの双方によって示し,更にパターン粗大化によって周期が決定される新機構を見出した.B)ゆらぎが引き金となり,カイラルクラスターの結晶化による非線形効果によって転換が起きることが分かった.また温度の周期的変動のみでも転換が起こるという発見があったが,クラスター結晶化機構に基づくモデルでこの異常現象が説明できた.
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