研究課題/領域番号 |
24540325
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
中島 伸夫 広島大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (90302017)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | ペロブスカイト型チタン酸化物 / 電荷移動励起 / 誘電分極 / 共鳴X線発光分光 / X線発光分光 / オペランド分光測定 / 一軸異方性 / 価電子帯異方性 / X線発光分光 / 発光分光 |
研究成果の概要 |
共鳴X線発光分光により量子常誘電体SrTiO3で観測されるラマン散乱ピーク(CTピーク)が、この物質で提唱されてきた紫外線照射化での局所的な分極領域の消長に直接対応するスペクトル構造であることが明らかになった。また、静電場を印加することで、この局所分極が強誘電的秩序構造をとることも明らかになった。 これにより、これまでいくつかの研究グループから提唱されていた「分極ナノドメイン由来の強誘電性」に対し、結晶構造に基づいた局所的な分極発生メカニズムによって説明できることがわかった。
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