研究課題/領域番号 |
24540331
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
福田 昭 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (70360633)
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研究分担者 |
寺澤 大樹 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (90589839)
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連携研究者 |
澤田 安樹 京都大学, 低温物質科学研究センター, 教授 (90115577)
江澤 潤一 独立行政法人理化学研究所, 客員研究員 (90133925)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 量子ホール効果 / 2層系 / K-T転移 / 擬スピン / 半量子渦対 / グラフェン / 核スピン拡散 / SU(4)スカーミオン |
研究成果の概要 |
2層系ν=1量子ホール状態は、巨視的なコヒーレンスを持つ擬スピンのX-Y モデルで記述され、半量子渦対の結合-乖離で引き起こされる2次元超流動転移であるKosterlitz-Thouless(K-T)転移が予想されている。本研究では、高移動度GaAs半導体試料を用いて、2層系ν=1量子ホール状態において、量子ホール状態発現温度測定を行い、半量子渦対乖離温度とは深く相関していることが分かった。また、ν=2/3分数量子ホール状態における動的核スピン偏極を用いて、さまざまな電子密度差の2層系ν=1量子ホール状態における核スピン緩和時間を測定し、SU(4)スカーミオンが存在する可能性を示唆した。
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