研究課題/領域番号 |
24540351
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
元屋 清一郎 東京理科大学, 理工学部, 教授 (60114683)
|
連携研究者 |
茂吉 武人 東京理科大学, 理工学部, 助教 (50444394)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 磁気構造 / 磁気相転移 / 長時間変化 / 中性子散乱 / 時間分割測定 / フラストレーション / 中性子散乱測定 / 磁化測定 / パルス中性子 |
研究成果の概要 |
先の研究では乱れのない系での磁気相転移の進行過程(磁気構造の時間変化)を直接観測した。本研究ではこれらの長時間変化のメカニズムや発現条件を時間分割中性子散乱測定によって解明した。まず長時間変化を示す物質に故意に乱れを導入した試料においても元の試料と同じ時間変化が観測されることを示し、長時間変化が物質固有の性質であることを証明した。次に磁気構造変化が「核生成・成長型」の進行過程を経る事を示した。ある混晶系の相転移では長時間変化と(早過ぎて実時間観測不能な)通常の変化が共存し、その比率が組成によって連続的に入れ替わる事が確認された。これは長時間変化の起源を探る重要な手がかりになると考えられる。
|