研究課題/領域番号 |
24540355
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
内藤 智之 岩手大学, 工学部, 准教授 (40311683)
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研究分担者 |
藤代 博之 岩手大学, 工学部, 教授 (90199315)
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連携研究者 |
藤代 博之 岩手大学, 工学部, 教授 (90199315)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | コバルト酸化物 / 金属絶縁体転移 / スピン状態転移 / 磁場効果 / 金属・絶縁体転移 / X線吸収分光 |
研究成果の概要 |
コバルト酸化物Pr-Ca-Co-Oでは3価のCoイオンのスピン状態転移と同時に金属・絶縁体転移が1次相転移で起こる。本研究はこの転移の発現機構の解明を目的として実施した。得られた主な知見を以下に示す。1)SPring-8における放射光X線吸収分光実験からPr価数が転移をまたいで3価と4価の間で変化し、これが転移のトリガーとなること。また、Tbも価数変化を示すことを見出した。2)強磁場下ではこの転移が完全に抑制されることを初めて見出し、定常およびパルス磁場中における放射光X線吸収分光実験から磁場中においてもPr価数変化が転移と密接に関係していることを明らかにした。
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