研究課題/領域番号 |
24540377
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
浴野 稔一 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (40185103)
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研究協力者 |
杉本 暁 広島大学, 大学院総合科学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 層状窒化物 / 高温超伝導 / STM/STS / Break-Junction tunneling / ナノスケール電子状態 / エネルギーギャップ / 非従来型超伝導機構 / Tunneling spectroscopy / 走査トンネル顕微鏡/分光 / 鉄系超伝導 / 超伝導 / トンネル分光 / STM/STS / 破断接合 / 鉄系超伝導物質 / 層状超伝導 / ZrNCl / FeSe / 超伝導エネルギーギャップ |
研究成果の概要 |
層状窒化物超伝導体に関する微視研究を走査型トンネル顕微鏡/分光法(STM/STS)及び破断接合トンネル分光法(BJTS)により行った。基本物理量の超伝導ギャップは、電子対平均距離以下のスケールで不均一に分布する事が明らかとなった。また、平均ギャップ値がBCS理論値より遥かに大きいのみならず、これがTcに依存せず一定である事を発見した。これらの事実から、電子状態の不均一性の抑制により、Tc が 30 K以上の高温超伝導が実現する可能性を指摘した。この一連の実験の再現性から、層状窒化物の超伝導電子状態が銅酸化物高温超伝導の特徴と類似しており、BCS機構とは著しく異なっていることが明らかとなった。
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