研究課題/領域番号 |
24540387
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
森 道康 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 先端基礎研究センター, 研究主幹 (30396519)
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研究分担者 |
小椎八重 航 国立研究開発法人理化学研究所, 創発物性科学研究センター, 上級研究員 (20273253)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ジョセフソン効果 / 超伝導 / 強磁性 / シャピロステップ / 磁壁 / フィスケ共鳴 / スピンホール効果 / 電子相関 / 磁化プラトー / ブリージングモード / 電圧標準 / スピントロニクス / 強磁性ジョセフソン接合 |
研究成果の概要 |
強磁性体で隔てられた超伝導体の接合を考え、その強磁性体中で磁壁が振動運動している場合の電流電圧曲線を導いた。特徴的なのは、磁壁の振動数の整数倍に比例定数をかけた電圧のところで、電流電圧曲線が階段状に変化しうることである。その比例係数は、高精度で決められた基礎物理定数のみで与えられ、電圧も9桁という極めて高い精度で決まるので、磁壁の振動数自体も高精度で観測が可能になると分かった。磁壁の幅が変化する場合や、接合の形状効果などについても電流電圧曲線に同様の変化が現れることも分かった。
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