研究課題
基盤研究(C)
スピン軌道相互作用を考慮した第一原理計算に基づいた結晶、表面の電子状態や磁性の解析手法を整備開発した。磁性体の結晶磁気異方性を軌道磁気モーメント行列(スピンで分解した2x2行列)で表現する2次摂動公式を導き、L10合金に適用した。また、空間反転対称性のない三方晶テルル、セレン結晶の電子構造を調べた。その結果、圧力下で絶縁体から金属に転移し、その過程でワイル半金属相が出現することがわかった。ブリルアンゾーンのH点の周りで針ねずみ状のスピンテクスチャーを持ち、圧力上昇とともにスピンの回転数が1回から2回に変化することがわかった。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
Phys. Rev. Lett.
巻: 114 号: 20 ページ: 206401-206401
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210000133046