３次元青方離調光格子中の原子を用いた精密測定

• 研究課題/領域番号: 24540422
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 原子・分子・量子エレクトロニクス
• 研究機関: 静岡大学
• 研究代表者: 本多 和仁 静岡大学, 教育学部, 准教授 (70408706)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: 半導体レーザー / セシウム原子 / 外部共振器型半導体レーザー / 852 nm / ルビジウム原子 / 外部共振器型レーザー / 半導体テーパーアンプ / 偏光分光 / 磁気光学トラップ / ＹＶＯ４レーザー / 光の横モード / 光干渉計

研究成果の概要

この研究で研究代表者は東京工業大学から静岡大学へと異動した．そのため，この研究では先の研究を引き継ぎ，さらにすすめることを目標とした．それまではルビジウム原子で研究を行ってきた．そこで本研究ではセシウム原子のレーザー冷却を目指して研究をすすめた．セシウム原子を操作するためのレーザーを作成し，セシウム原子のガラスセルを用いた分光によって，レーザーが期待通りの性能を持つことを確かめた．また，セシウム原子に関する基礎的な実験を行い，セシウム原子の特徴を確かめた．一方で，それまで行ってきたルビジウム原子のレーザー冷却が再現できることを確かめた．

研究成果

• [学会発表] Trapping with 3D blue-detuned optical lattice (2012)
  • 著者名/発表者名: 本多和仁
  • 学会等名: Fundamental Physics Using Atoms
  • 発表場所: 東北大学（宮城県）