研究課題/領域番号 |
24540424
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子・分子・量子エレクトロニクス
|
研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
宮本 洋子 電気通信大学, 情報理工学(系)研究科, 准教授 (50281655)
|
連携研究者 |
竹内 繁樹 京都大学, 大学院工学研究科, 教授 (80321959)
|
研究協力者 |
MOLINA-TERRIZA Gabriel Macquarie大学(オーストラリア), Faculty of Science, ARC Future Fellow
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 光の軌道角運動量 / もつれ合い / 量子情報 / ホログラム / 光子相関 / 光渦 / 偏光特異点 / 国際研究者交流 / オーストラリア |
研究成果の概要 |
本研究は経路干渉計法を用いた光子対の軌道角運動量もつれ合い状態検出の特徴を実験的に明らかにすることを目的とした。比較対象の両ホログラムシフト法の実験と理論の比較を行い、もつれ合いの評価に与える影響を明らかにした。実験系を設計・改良し、検出用ホログラムの歪みを一桁減少させ、励起光源を開発した。期間中には経路干渉計法の実験に至らなかったが、これらの成果をもとに今後実験を進める予定である。 さらに、光ビーム断面内の角運動量分布の定量評価手法を確立し、これを発展させた新たな研究に着手しつつある。また、複屈折結晶中で光渦が複雑な偏光分布に発展する現象の観察手法を提案・実証し、定量的な指標を確立した。
|