研究課題/領域番号 |
24540432
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
田中 良巳 横浜国立大学, 環境情報研究科(研究院), 准教授 (10315830)
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連携研究者 |
山口 哲生 九州大学, 工学府, 准教授 (20466783)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ゲル / 破壊 / 溶媒効果 / ソフトマター / mechano-chemical / fracture / gel |
研究成果の概要 |
アリルアミドゲルの亀裂先端に注入した種々の液体が,その破壊挙動に与える影響を,注入する溶媒の種類を変えて調べ,次のような結果を得た。1)アクリルアミドの良溶媒である水(ゲル自体の溶媒でもある)注入した場合,小さな破壊測度Vでの引裂力Fの値が,空気中(注入液体無し)の破壊に比べて低下した;2)エチレングリコールなどの良溶媒の注入では,Fの値を増加させた;3)ゲルに強い偏析を引き起こすエタノール等の貧溶媒を注入した場合,亀裂が停止と急激な進展を繰り返すstick-slip的な亀裂進展モードが観測され,振動する引裂力の平均値は空気中の破壊に比べ大きくなった。
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