研究課題/領域番号 |
24540434
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
猿山 靖夫 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (50162532)
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研究分担者 |
八尾 晴彦 京都工芸繊維大学, 大学院工芸科学研究科, 准教授 (60212271)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ガラス転移 / 緩和時間 / 温度変調 / 非線形誘電測定 / 温度変調非線形誘電測定法 / 温度変調誘電測定法 / 温度変調非線形誘電測定 |
研究成果の概要 |
ガラス転移の分子論的機構は、未だに解明されていない問題である。本研究は、ガラス転移のα過程緩和時間が、試料温度の素早い変化に対して、新しい温度の値まで変化するのに要する時間(tau_tau)とその温度依存性を実験的に調べることで、ガラス転移機構の解明を目指そうとするものである。代表者の研究室で開発した、温度変調非線形誘電測定装置を用いることにより、tau_tauがガラス転移温度付近で1 s程度であり、温度依存性はArrhenius型に近いことを見出した。この発見は全く新しい知見であり、ガラス転移機構解明に大きな刺激になる。
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