研究課題/領域番号 |
24540461
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
大迫 正弘 独立行政法人国立科学博物館, その他部局等, 名誉研究員 (60132693)
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連携研究者 |
米田 明 岡山大学, 地球物質科学研究センター, 准教授 (10262841)
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研究協力者 |
王 超 中国地質大学, 武漢校
平床 竜也 熊本大学
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 地球深部物質 / 熱伝導率 / 熱拡散率 / 平面パルス加熱法 / 高圧力 / 川井型装置 / 比熱 |
研究成果の概要 |
平面パルス加熱法を用いて高圧力下で熱伝導率と熱拡散率の測定を行った。地球のマントル物質への適用範囲を広げるために、測定試料を小型化した。18 GPaまでの圧力で測定データをとることができ、さらに25 Gpaを超える下部マントル領域に相当する条件での測定に見込みがついた。また、輝石類の熱伝導率と熱拡散率の測定を行い、そのうちのオンファス輝石の値を用いて沈み込み帯で重要となる岩石エクロジャイトの熱伝導測定を決定した。それにより沈み込む岩盤内の温度がやや低くなることがわかり、マントルの遷移層へ水が効果的に運ばれていることが示された。
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