研究課題/領域番号 |
24540472
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
岩山 隆寛 神戸大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (10284598)
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連携研究者 |
渡邊 威 名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 准教授 (30345946)
山﨑 和仁 神戸大学, 大学院理学研究科, 講師 (20335417)
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研究協力者 |
末吉 雅和
村上 真也 神戸大学, 大学院理学研究科, 研究員
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 一般化された2次元流体 / 2次元乱流 / 平行流の線形安定性 / ケルビン・ヘルムホルツ不安定 / 赤外領域スペクトル / 渦粘性 / 渦減衰準正規マルコフ化完結近似 / 平行流の安定性 / 渦列の安定性 / Kelvin-Helmholtz不安定 |
研究成果の概要 |
一般化された2次元流体系の平行流の線形安定性,及び乱流特性に関する研究を行った.平行流の安定性の研究では,安定性の十分条件を導き,この条件を破り最も基本的な流れである渦層の不安定問題(ケルヴィン・ヘルムホルツ不安定問題)を解いた. 乱流特性の研究では,赤外領域に方程式に含まれるパラメターαに依存しない普遍的スペクトルが存在することを完結近似方程式の漸近解析により予測した.さらに,完結近似方程式の漸近解析により,渦粘性は低波数極限でも一般に異常拡散型であり,ナビエ・ストークス系のときに拡散型になることを導いた.これらの結果の正当性は直接数値実験により確認された.
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