研究課題
基盤研究(C)
太陽風中の障害物下流のウェイク中では、障害物の下流側表面が負に帯電するため、周辺のイオンが電場による加速を受け、真空へのプラズマ侵入の場合よりも効率的にウェイクに流入することを2次元粒子シミュレーションによって示した。ウェイク中では電子密度が低いためデバイ長が長く、帯電による電場が太陽風中よりも広範囲に及ぶこと、また、障害物のサイズが大きいとイオンが電場加速を受ける距離が長く、ウェイク深部にイオンが入りやすいことを示した。月面及び月固有磁場により反射したプロトンや電子によって、月の昼側、昼夜境界、およびウェイク深部において低周波の磁場変動が励起されていることをかぐや衛星観測から示した。
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http://www.issibern.ch/teams/kineticplasma/