研究課題/領域番号 |
24540492
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
榊原 正幸 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (80202084)
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研究分担者 |
佐野 栄 愛媛大学, 教育学部, 教授 (10226037)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | カヤツリグサ科マツバイ / 放射性Cs / 水田土壌汚染 / 福島県 / 水耕栽培実験 / フィールド実験 / ファイトレメディエーション / 細断散布法 / 放射性Cs / 原子力発電所事故 / 放射性セシウム / 除染 / フィールド栽培実験 / 放射性Cs汚染 |
研究成果の概要 |
カヤツリグサ科マツバイを用いて①Cs溶液水耕栽培実験,②福島県の自生マツバイの放射性Cs濃度と生物濃縮係数(BCF),および③福島県におけるフィールド栽培実験を行った。①では,マツバイがCsを1000mg/kg-DW以上吸収する超集積植物であることが解明された。②では,マツバイが最大で2400 Bq/kgであった。③では,放射性Cs濃度が6580 Bq/kg水田土壌において,マツバイのそれは平成24年度での平均で1310,平成25年度で782 Bq/kgであった。以上の結果に基づくと,マツバイによる放射性Csの除染は極めて簡便で、かつ有効な除染技術であることが実証された。
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