研究課題/領域番号 |
24540496
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 明治大学 (2014-2015) 東京大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
角和 善隆 明治大学, 研究・知財戦略機構, 教授 (70124667)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 生痕化石 / 放散虫チャート / オルドビス紀 / チャート / 遠洋域 / 底生生物の進化 / 深海底の環境変動 / 地球史 / 遠洋深海 / 海洋環境の変動 / カザフスタン / 底生生物 / 海洋環境変動 / 進化 |
研究成果の概要 |
オルドビス紀中期の生物多様性の爆発的増大が、遠洋・深海においても起きていたかを検討するために、時代の明らかな世界の放散虫チャートの生痕化石を調査した。その結果、カンブリア紀後期ではパンタラッサ海堆積物であるオーストラリア、ラクラン褶曲帯では生痕化石は確認できたが、テチス海堆積物のカザフスタンでは見られなかった。一方、オルドビス紀中期ではイアペタス海堆積物を含め、調査した5地域全てで明確な生痕化石が確認できた。 カンブリア紀後期で地域差があったのは、堆積環境の相違による。カザフスタンの赤色系チャートでは酸素は十分あったが、食料が不足していたため底生生物は遠洋・深海に進出できなかったのだろう。
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