研究課題/領域番号 |
24540505
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
木元 克典 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境観測研究開発センター, 主任技術研究員 (40359162)
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研究分担者 |
佐々木 理 東北大学, 総合学術博物館, 准教授 (60222006)
入野 智久 北海道大学, 地球環境科学研究院, 助教 (70332476)
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連携研究者 |
脇田 昌英 独立行政法人海洋研究開発機構, むつ研究所, 技術研究員 (30415989)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | マイクロフォーカスX線CT / 浮遊性有孔虫 / 微量元素比 / 海洋酸性化 / 炭酸塩溶解 / 骨格密度 / MXCT法 / バイオミネラリゼーション / 古海洋学 / パレオプロキシー / マイクロフォーカスX線CTスキャナ / 時系列変化 |
研究成果の概要 |
マイクロX線CT(MXCT)技術による骨格密度測定手法の確立とその解析、そして地球化学的手法を用いた微量元素研究の2つの手法を用いて、炭酸塩溶解プロセスとその要因、そして骨格の地球化学的性質の研究を行った。北太平洋の観測点K2のセジメントトラップ観測により得られた浮遊性有孔虫の骨格密度には明瞭な季節性があり、年間を通して大きく変化していたことを発見した。この原因は海洋の物理環境と炭酸系の変化によるものである。また浮遊性有孔虫の骨格は異なる複数の結晶型からなる部位をもち、その化学的性質にも違いがある。これらの違いが選択的な溶解の促進と、殻の化学的性質を変化させることを明らかにした。
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