研究課題/領域番号 |
24540507
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
黒澤 正紀 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (50272141)
|
研究分担者 |
笹 公和 筑波大学, 数理物質系, 准教授 (20312796)
安間 了 筑波大学, 生命環境系, 講師 (70311595)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 流体包有物 / 微量元素 / 花崗岩 / 丹沢 / PIXE |
研究成果の概要 |
島弧のM-type花崗岩の熱水流体の組成的特徴と挙動を明らかにするため、丹沢花崗岩体に含まれる流体包有物の微量金属元素濃度を粒子線励起X線分析法(PIXE)で定量分析した。また、花崗岩の固結条件から熱水流体の発生条件と鉱床形成との関係を検討した。丹沢花崗岩体の多相包有物と2相包有物は、同年代の周辺花崗岩のものと比べて、Cu・Ti・Mn(あるいは Fe)の濃度が高く、Sr・Geが著しく低いことが分かった。Cu濃度が高いにもかかわらず、周辺に大規模銅鉱床がないのは、流体の発生深度やその後の表層部の削剥と関係している可能性がある。
|