研究課題
基盤研究(C)
重い原子を含む化合物を理論計算で設計するためには相対論効果と電子相関を扱う量子化学が必要であるが,膨大な計算量のため実行が困難である.本研究ではORMAS-CI法を相対論計算に適用する事で計算量の軽減に成功した.また大きな系の計算を行う方法として様々な系の分割法などが提案されているが,非直交分子軌道を用いる手法に注目した.任意な分割が可能でかつ厳密な(分割による近似が生じない)手法であるが解を求める事が困難であった.本研究ではその求解について1つの解決策を見出した.
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The Journal of Chemical Physics
巻: 140 号: 20
10.1063/1.4879059