研究課題/領域番号 |
24550035
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 姫路獨協大学 |
研究代表者 |
岡村 恵美子 姫路獨協大学, 薬学部, 教授 (00160705)
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研究分担者 |
安岐 健三 姫路獨協大学, 薬学部, 助手 (50714945)
武知 佑樹 (原矢 佑樹) 姫路獨協大学, 薬学部, 助教 (30634604)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 生物物理 / 界面・表面物性 / 超精密解析 / NMR / 膜輸送 / 膜透過 |
研究成果の概要 |
脂質二分子膜内外の分子の運動をNMRで直接観測し、膜の熱的な揺らぎにもとづく物質の輸送過程を明らかにした。まず、観測困難な“細胞サイズベシクル(直径10~20 μm)”中の分子の運動状態が、汎用されるナノサイズベシクル(直径100 nm前後)と異なることを見出した。次に、膜内コレステロールが膜揺らぎを調節して、物質輸送を制御する様子を明らかにした。 さらに、揺らぎによる膜透過を、生きた細胞を用いてNMRリアルタイム計測し、速度論解析を行うことがが可能となった。このような動的NMRによる速度論解析が、ペプチド鎖の切断など、ペプチドの生化学反応の時間分解計測に適用可能であることを見出した。
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