研究課題/領域番号 |
24550054
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
岡本 秀毅 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (30204043)
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連携研究者 |
山路 稔 群馬大学, 大学院理工学研究府, 准教授 (20220361)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 光反応 / 光環化 / 光付加 / 多環状化合物 / 芳香族化合物 / シクロファン / ベンゼンダイマー / フェナセン / フロー反応 / 有機物半導体 / 合成化学 / 光物性 / アザシクロファン / 置換基効果 |
研究成果の概要 |
ベンゼン,ナフタレンあるいはフェナントレン等の芳香族小クロモフォアの光反応の光付加反応,光環化反応を利用して,多環状化合物への変換に関する研究を行った. (1)ベンゼン2個を含窒素架橋で結合したアザシクロファンの光反応では,ベンゼンの二量化が進行することを見いだした.ベンゼン環上の置換基に依存して,p,p'-ジベンゼン,オクタヘドラン,カゴ型ジエン等の多環状ベンゼンダイマーへ変換された. (2)ナフタレンやフェナントレンクロモフォアを持つアルケンを光環化で,種々のフェナセンに変換することができた.光反応に連続フロー反応の手法を導入し,フェナセン合成の効率を大幅に向上させることができた.
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