研究課題/領域番号 |
24550059
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
入江 亮 熊本大学, 自然科学研究科, 教授 (70243889)
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連携研究者 |
今堀 龍志 熊本大学, 大学院先導機構, 特任助教 (90433515)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ヘテロヘリセン / ラセン不斉 / 複素芳香族化合物 / π共役系化合物 / 環化芳香族化 / パラジウム触媒 / 酸素酸化 / 環化異性化 |
研究成果の概要 |
「(ヘテロ)ヘリセン」は,巻き貝の模様のように,らせん状に捻れた構造を有する化合物として古くから知られている。ヘリセンには,鏡像の関係にある「右巻き」と「左巻き」のタイプのものがあり,それぞれを区別して合成する「不斉合成」法の開発が有機合成化学および材料科学の分野で大きな課題の一つとなっている。本研究では,キラルなヘテロヘリセンの触媒的不斉合成法の開発を目指した結果,穏和な条件下で複数の結合の形成が連続して起こる,まさにドミノ倒しのような新規環化反応の開発に成功した。この成果は,ヘテロヘリセン合成の新手法として,今後のさらなる発展が期待される。
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