研究課題/領域番号 |
24550073
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
上杉 正樹 金沢大学, 理工研究域, 研究協力員 (00622094)
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研究分担者 |
中西 孝 金沢大学, 学内共同利用施設, 名誉教授 (00019499)
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連携研究者 |
横山 明彦 金沢大学, 理工研究域, 教授 (80230655)
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研究協力者 |
渡辺 良祐
酒井 浩章
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 放射性ストロンチウム / 迅速分析法 / 福島第一原発事故 / リン酸塩沈殿法 / 液体シンチレーション / Sr-Rad disk / Sr-90 / Sr-89 / 福島原発事故 / 汚染対策 / β線スペクトル / Sr-Rad disk |
研究成果の概要 |
放射性ストロンチウム (Sr-89,Sr-90) は、福島第一原子力発電所事故において、汚染水に含まれたものが発電所港湾に漏洩し、海洋へ放出が続いている。本研究では、放射性ストロンチウムの迅速分析法の開発を目的とし、化学分離法と測定法について検討した。その結果、海水に適用できないとされてきた固相抽出ディスクの適用が可能となり、化学分離の時間を3.5時間に短縮することができた。また、液体シンチレーション測定において抽出シンチレーターの使用によりSr-89+Sr-90の直接測定を可能とし、迅速性と定量性を改善した。これにより、測定を含めた分析時間を1ヶ月から一日程度に短縮することができた。
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