研究課題
基盤研究(C)
遷移金属であるルテニウムと典型金属であるスズからなる異種金属錯体は、新たな均一系触媒として、また、工業的に重要な不均一系Ru-Sn触媒のモデルとして興味が持たれる。本研究では、配位不飽和な二核ルテニウム錯体にスタンニレン配位子(SnX2)を導入する新規反応を開発することにより、Ru2Snの基本骨格を有する一連の新規な二核ルテニウム錯体の合成に成功するとともに、得られた錯体の触媒活性および錯体化学的に興味深いいくつかの化学量論反応を明らかにした。
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Journal of the American Chemical Society
巻: 134 号: 41 ページ: 17027-17035
10.1021/ja3005682